トップ探鳥会案内フォトギャラリー 探鳥会報告情報ひろばマイ・フィールド

平成21年 滋賀県野鳥の会探鳥会報告(1)

月〜月)

まとめ 事務局(文中敬称略)


【年月日】 2009年07月12日(日曜)
【場 所】 伊吹山山頂周辺(米原市)
【環 境】 亜高山・草原・高原
【時 刻】 10:35〜13:30
【天 候】 曇り
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 17種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜)

No

種名

個体数

1

イヌワシ

1

7

ヒヨドリ

3

13

シジュウカラ

1

2

カッコウ

3

8

モズ

3

14

ホオジロ

3

ホトトギス

×

9

マミジロ

3

15

アオジ

1

4

ツバメ

×

10

クロツグミ

1

16

カワラヒワ

3

5

イワツバメ

3

11

ウグイス

×

17

カケス

1

6

キセキレイ

1

12

ヤマガラ

1

 

 

 

【案内人】岡田登美男
【参加者】計12名
【コース】JR醒ケ井駅集合〜伊吹山ドライブウェイ〜山頂駐車場〜西遊歩道〜山頂〜東遊歩道〜駐車場で鳥合せ〜北尾根分岐付近〜
ドライブウェイ下山〜醒ケ井駅で解散
【見聞記】(写真:山本毅也)
・昨年の11月に予定していた伊吹山探鳥会ですが、その時は予想外の積雪でドライブウェイが閉鎖(営業終了)されてやむなく中止としましたので今回再度計画したものです。天候は曇り空ですが集合場所の醒ケ井駅から見える伊吹山は頂上まではっきりと姿を現しており、地元の方もこの様に山容が全部見える日は少ないとの事でした。
スジボソヤマキ

・車を少数台にして出発、ドライブウェイ手前で1名合流し山頂駐車場まで一気に登り10時20分頃に到着。車を降りるとヒンヤリと感じる。準備を終えると早速西側の谷筋からマミジロの声がはっきりと聞こえて来た。西遊歩道を歩き始めるとカッコウ、ホトトギスと続く、お花畑では高い場所にホオジロやウグイスが現れさえずりを繰り返す。モズも現れ上空はツバメが舞っている。

・この時期、山頂散策の鳥屋は少ない、大抵の人は高山植物の花が目当てで今日も大勢の人達で賑わっている。我々もあちこちに咲く色々な花を、一つづつ種名を確認しながら楽しんだ。南側の防雪柵を過ぎた辺からは滋賀県側の三合目のスキー場辺が見下ろせそこからのジグザクの登山道を多くの方が登って来られるのが見えた。

・山頂の山小屋(売店)や日本武尊像辺は大勢の登山客で賑わっているので通り過ぎて測候所の手前まで移動する。ここまで来ると人影も少くなる。実はここに伊吹山の一等三角点があり全員で記念の写真を撮った。滋賀県側の谷筋からはホトトギス、クロツグミ等の鳴声が聞こえるが相変わらず山頂のお花畑に現れるのはホオジロばかり。平成13年にその役目を終えた測候所の建物の裏に廻り花や、蝶等を見ながら昼食を取りました。

・午後からは東遊歩道を降りる事に。道幅も狭く、石灰岩が露出していて歩きにくい為下り専用となっているコースだ。ここではウグイスが多く少し遠かったがアオジの囀りも聞こえ、下りていくとマミジロが近くで鳴き出した。程なく元の駐車場に辿り着く。朝方は空いていた駐車場もかなり埋まって来ていて、この時期の伊吹山の人気の高さが伺える。近くのベンチで鳥合せを行う。帰りに時間的にも少し余裕があるので北尾根への分岐付近で車を止め、少しの時間「大物」の出現を待ったが今日は振られてしまいました。見聞リストの記載は朝方ドライブウェイを上がって来る時に車窓より観察出来た個体で、観られたのは先頭車両の人のみでした。

・雄大な山容を誇る伊吹山ですが現在多くの問題を抱えています。滋賀県では昨年より「伊吹山自然再生協議会」を立ち上げ、様々な角度から検討を重ね具体的な再生事業に着手されるようです。問題点の一つに北面崖においてのイヌワシ撮影のカメラマンのマナーも取り上げられています。(高坂記)


撮影:高坂


【年月日】 2009年06月21日(日曜)
【場 所】 那須が原山麓・唐戸川(甲賀市)
【環 境】 山林・広葉樹林・スギヒノキ林・池沼
【時 刻】 09:30〜14:00
【天 候】 曇り時々晴れ
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 33種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜)

No

種名

個体数

 

 

 

 

 

 

1

カイツブリ

2

12

キセキレイ

2

23

エナガ

2

トビ

1

13

セグロセキレイ

2

24

ヤマガラ

3

コジュケイ

1

14

ヒヨドリ

25

シジュウカラ

×

4

コチドリ

2

15

ミソサザイ

3

26

ヒガラ

×

5

キジバト

×

16

クロツグミ

×

27

メジロ

×

6

ツツドリ

2

17

ヤブサメ

2

28

ホオジロ

7

ホトトギス

3

18

ウグイス

29

カワラヒワ

×

8

アオゲラ

3

19

センダイムシクイ

3

30

イカル

×

9

コゲラ

×

20

キビタキ

×

31

カケス

2

10

ツバメ

×

21

オオルリ

32

ハシボソガラス

2

11

イワツバメ

2

22

サンコウチョウ

2

33

ハシブトガラス

×

【案内人】井野勝行
【参加者】計3名
【コース】唐戸川からの林道〜林道枝道a〜枝道b〜枝道c〜坂下峠への林道を峠手前まで〜引き換えして大原ダム

【見聞記】(写真:井野 *サンプル画像クリックで拡大、元に戻るにはブラウザの戻るボタンで!
・前夜の大雨と朝にも小雨が降っていたこともあり参加者は少なかったが、集合時間には天候も回復してきたので予定通り実施した。

山へ向かう途中にあるサギが集まる田んぼに迂回、チュウサギ20羽ほどとアオサギ、ゴイサギなどが休息・採餌していた。更にコチドリが営巣している広い駐車場にも立ち寄り観察、コチドリは既に巣立ちしている様子で親鳥が飛び回っていて、近くからヒバリ、ケリ、セッカ、ホオジロなどの声がしていた。

・唐戸川の集落から宮野川に沿っての林道に入り更に林道支線を3本分け入り探鳥した。あたりはスギ・ヒノキの植林地と広葉樹の自然林が半々の樹林で、オオルリ、イカル、ウグイスが多く、キビタキ、クロツグミ、ヤブサメも比較的よく聴かれた。サンコウチョウやホトトギスが近くで鳴いて予定どうりの役者は出揃ってくれたようだ。

林道はコンクリート路面が多く人気の全く感じられない山道には違和感がするが、シカと5ヶ所で遭遇したことからも豊かな生物層が体感された。この時期はヤマビルが恐怖で足元に注意しているとタゴガエルが多く見られ、イシガメにも出会ったが、ヤマビルに吸い付かれた人はいなかった。

・林道の峠を超え大原ダムからの林道と合流、三重県境の坂下峠へ向かう林道を進む、那須ヶ原山への分岐を過ぎるころから広葉樹が多くなりミソサザイ、センダイムシクイ、ツツドリなどが聞こえ出した。さらに峠に向かって道は蛇行し高度が上がると見晴らしがよくなり、青空の下に県境の尾根に続く山々が緑に包まれ眩しかった。

緑一色の森にはマタタビの白い葉と花、ヤマボウシの白い花、ウツギの白い花が咲き乱れ、林道の脇にはササユリがピンクの花を開いていた。
湿度100%状態ではあったが、森を抜けて吹く風は心地よく、カエルやトンボ、チョウ類などにも詳しい井野さんの話を興味深く聞きながら暑さを忘れて山歩きを楽しみました。次回の企画を楽しみにしたいとおもいます。(O 記)


【年月日】 2009年06月07日(日曜)
【場 所】 菅山寺周辺(余呉町坂口)
【環 境】 山林・ブナ林・寺院境内・池沼
【時 刻】 09:15〜14:00
【天 候】 曇り
【観察者】 滋賀県野鳥の会・日本野鳥の会滋賀支部
【観察種】 33種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜)

No

種名

個体数

 

 

 

 

 

 

1

トビ

2

12

イワツバメ

×

23

サンコウチョウ

1

2

ハヤブサ

1

13

キセキレイ

2

24

エナガ

×

3

キジバト

×

14

セグロセキレイ

1

25

ヒガラ

2

4

アオバト

2

15

サンショウクイ

2

26

シジュウカラ

×

5

ツツドリ

2

16

ヒヨドリ

27

ヤマガラ

×

6

ホトトギス

3

17

クロツグミ

×

28

メジロ

×

7

アカショウビン

3

18

ヤブサメ

2

29

ホオジロ

×

8

アオゲラ

2

19

ウグイス

×

30

カワラヒワ

×

9

アカゲラ

1

20

キビタキ

3

31

イカル

2

10

コゲラ

×

21

オオルリ

3

32

カケス

2

11

ツバメ

×

22

コサメビタキ

1

33

ハシブトガラス

4

【案内人】岡田登美男
【参加者】計30名
【コース】ウッディパル余呉駐車場〜林道〜尾根筋〜坂口からの出会〜菅山寺境内(近江天満宮境内)〜自由観察〜同じ道を引返す〜山上駐車場で鳥合わせ〜ウッディパル余呉駐車場で解散

【見聞記】(写真:山本)
・朝から濃霧が立ち込め肌寒い天候だったが、日本野鳥の会滋賀支部との共催であり、さらにホームページを見て大阪、名古屋からの参加者も加わり30人での探鳥会となった。JR木ノ本駅からウッディパル余呉の駐車場に移動し、ここで車を乗り合わせて山上駐車場へ向かう。途中の林道ではオオルリ、キビタキ、ホオジロなどのさえずりが聞こえていたが、突然アカショウビンの鳴き交わす声が間近に聞こえ車を止めて聞き入った。

・山上駐車場からは広葉樹林の中の山道を菅山寺へ向かう。エナガ、ヤマガラ、シジュウカラの声が賑やかだ巣立ち雛が近くにいるのだろうか。展望台からはブナ林の中を下って行く、キビタキの声に混ざってヤブサメ、メジロなどが近くで鳴くが姿はなかなか見つけられない。遠くからはツツドリ、ホトトギス、アオバトなどの声が聞こえる。山門の千年ケヤキに出会うと菅山寺に着いたことを実感する。境内に着くと頭上からはオオルリ、クロツグミ、サンショウクイなどがさえずり続けていた。

・時間は十分にあるので夏鳥たちのコーラスを聞きながらのんびりと昼食をとった。森の中にはヤマボウシの白い花、地面の落ち葉の陰からギンリョウソウが白く輝いていた。帰りは右回りコースで元の山道へ戻る途中、アオバトが枯れ木に止まっているのが観察できた。(O 記)

モリアオガエル卵泡

アオバト

アオバト


【年月日】 2009年05月24日(日曜)
【場 所】 中央分水嶺・高島トレイル駒ヶ岳(780m)(高島市朽木)
【環 境】 低山・ブナ林・人工林・山道
【時 刻】 09:50〜14:30
【天 候】 曇り時々小雨
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 36種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜)

No

種名

個体数

 

 

 

 

 

 

1

トビ

3

13

キセキレイ

1

25

ヒガラ

×

2

キジバト

2

14

サンショウクイ

1

26

ヤマガラ

×

3

アオバト

1

15

ヒヨドリ

×

27

シジュウカラ

×

4

ジュウイチ

3

16

カワガラス

2

28

ゴジュウカラ

2

5

ツツドリ

3

17

ミソサザイ

×

29

メジロ

×

6

ホトトギス

1

18

トラツグミ

3

30

ホオジロ

3

7

アカショウビン

3

19

クロツグミ

×

31

カワラヒワ

2

8

アオゲラ

2

20

ウグイス

1

32

イカル

1

9

アカゲラ

×

21

キビタキ

×

33

ムクドリ

3

10

コゲラ

×

22

オオルリ

×

34

カケス

3

11

ツバメ

2

23

エナガ

×

35

ハシボソガラス

3

12

イワツバメ

3

24

コガラ

×

36

ハシブトガラス

2

【案内人】金田 忠
【参加者】計4名
【コース】JR堅田駅集合〜葛川坊村駐車場(乗合せ)〜朽木木地山バス停〜焼尾東谷〜駒ヶ岳南尾根〜池(往復)〜駒ヶ岳山頂(780m)〜駒ヶ岳西尾根〜(ほぼ直線的に下山)〜木地山バス停〜朽木道の駅〜葛川坊村駐車場(解散)

【見聞記】(写真:えながくん)

ヤブデマリ

・新型インフルや朝の雨が影響したのか集合場所のJR堅田駅に集まったのは極少人数でした。曇り空だが雨も振っておらず実施する事にして出発。途中の葛川支所の駐車場で乗合せして朽木木地山に向かう。途中、クマタカの生息で工事の動向が注目されるている北川第一ダム予定

ギンリョウソウ

地付近では何かの説明会を開催されている様で人が集まっていました。ダム予定地より上流地域へは道幅の狭いカーブの多い道路を進 まなけれならず、今日も対向車が来て対向出来る場所までバックしたがその対向車のボンネットに大きく「バス先導車」と書いてあり運転の方も「続いてバスが来ます」と教えてくれる。待っていると大きなバスが通過して 行った。多少驚いたが事故防止やスムーズな運行には欠かせないのだろう。やがて登山口の木地山バス停に着いたのが9時40分位。車を降りると目の前のせせらぎから涼やかなカジカガエルの美声が聞こえ、上空にイワツバメとツバメが飛んでいた。橋を渡り山裾に拓いた小さな畑は獣害防止のフェンスや囲いが張られている。登山道はその畑の中を行くので出入口は人が通り抜けたら元どおりに閉めておくのが鉄則。

・畑を抜けて植林帯の中を水量豊富な谷筋に架けられた丸木橋を右に左に渡りながらヤブデマリ、タニウツギの花や林床のギンリョウソウ等を愛でながら進んで行くと遠くからクロツグミやキビタキの鳴声が聞こえ、近くの沢筋でミソサザイが良く通る声で鳴き出し、姿も確認出来た。少し高度を稼ぎ勾配もきつくなりジグザクに登りかけた頃より林相も変わりミズナラ、ブナなどの自然林が拡がって来ると、先程のクロツグミ、キビタキ以外にもオオルリ、アカゲラ、アオゲラ、ジュウイチ、ツツドリ、カケス、アカショウビン、ヒガラ、シジュウカラ等が加わる。その頃より林内に霧が立ち篭め、幻想的な森の雰囲気を醸し出す。そんな中でアカショウビンは遠く、近くで鳴き交わしながら我々が尾根筋に出るまで長時間鳴いて、山登りの疲れを癒してくれた。尾根に出る直前でゴジュウカラも近くで鳴き出し、姿も確認。

ブナ林

ヤマボウシ

・想像していた以上に幅広くゆったりした尾根筋だ。今立っているこの場所こそが福井県境でもあり日本列島の日本海側と大平洋側を区切る「中央分水嶺」なのです。
 この稜線を北に進めば駒ヶ岳の山頂部に行けるがその前に近くに池があるとの事で逆方向だがそちらに向かう事にしました。雨に濡れたブナの森の新緑はより一層輝き、滑らかな木肌共々霧に包まれ印象的でした。突然トラツグミが近くで鳴き出し谷筋を覗き込めば目の前にいそうな距離だが、あえてそのまま鳴き声を充分楽しんだ。

・池の直前でアカゲラがやかましい程鳴いて周囲を飛び回り嘴には虫を銜えている。すかさずベテランが「ここ」と池近くの枯れ木の前で呼んでいる。傍に行くと枯木の中より雛の声が聞こえて頭上には巣穴が見える。雛も少し大きくなり、余程お腹がすいているのか親鳥の警戒の声にも関わらず鳴き続けている。子育ての邪魔をした事を詫びその場を 離れる。

 やがて目の前に広がる湿地状の池に私はいっぺんに魅せられてしまった。1日居ても飽きないと思った。池にはモリアオガエルの卵塊や、水面を真っ黒にして蠢くアカガエルなどを確認し周りの広葉樹の森には、キビタキ、ヒガラ、ヤマガラ、アカゲラが見え隠れする、その他夏鳥たちの囀りも聞こえ、より一層この場の雰囲気が盛り上がる。

ヤマアカガエル

・稜線を元に戻り駒ヶ岳山頂に向かう。両側にブナの森が拡がり色々な形に見えるブナの巨木を楽しみながらやがて山頂(780m)に到着。山頂の東側は木が伐採されていて視界が拡がるが、残念な事に今日はガスって視界不良。少し遅めの昼食をここでとる。近くの同じ樹木の枝先でヒガラとシジュウカラが囀りを競って、昼食中鳴きっぱなし。休憩後稜線まで戻り、今度は分水嶺を西に向かって歩く。高島トレイルはこの先、与助谷山〜桜谷山〜木地山峠〜百里ケ岳へと続く。今日は手前の駒ヶ岳西尾根のポイントから下山する事にしたが、この道はかなり急でしかも直線的で濡れた地面を滑らないようにと足に力が入る。ある程度まで下ると霧が無くなり林内が見渡せる様になった。樹上でサンショウクイが飛び回り、アオバトやイカルの声も聞こえてきた。やがて瀬音が聞こえ登りに使った道に辿り着いた。谷川をカワガラスが飛び今日の締めくくり。(高坂記)


【年月日】 2009年05月10日(日曜)
【場 所】 比叡山探鳥会(大津市)
【環 境】 針葉樹林・広葉樹林・山道・寺院境内
【時 刻】 09:00〜15:00
【天 候】 晴
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 32種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜)

No

種名

個体数

 

 

 

 

 

 

1

トビ

2

12

ミソサザイ

×

23

シジュウカラ

×

2

サシバ

1

13

クロツグミ

2

24

キバシリ

2

3

キジバト

×

14

ウグイス

×

25

メジロ

×

4

ツツドリ

2

15

ヤブサメ

×

26

ホオジロ

4

5

アオゲラ

4

16

センダイムシクイ

3

27

カワラヒワ

×

6

アカゲラ

1

17

キビタキ

×

28

イカル

3

7

コゲラ

×

18

オオルリ

×

29

スズメ

2

8

ツバメ

19

エナガ

30

カケス

×

9

コシアカツバメ

4

20

コガラ

1

31

ハシボソガラス

2

10

キセキレイ

2

21

ヒガラ

32

ハシブトガラス

×

11

ヒヨドリ

22

ヤマガラ

×

 

 

 

【案内人】 岡田登美男
【参加者】 計9名
【コース】 京阪坂本駅〜ケーブルカーで山頂駅〜無動寺参道〜無動寺境内〜無動寺参道〜根本中堂〜登山道〜坂本日吉大社入口付近(鳥合せ)で解散
【見聞記】
・坂本ケーブルカーに乗って11分、あっという間に山頂駅へ着いた。駅前の桜の木に巣穴があり、ときどきコゲラの雛が顔をだす、その愛らしい瞳に魅了された。
 無動寺へ下りていく参道は訪れる人も少なかった。山道を下っていくと右手からはオオルリ、左手からはキビタキがさえずり、声を聞き分けるのに良い機会だった。さらにセンダイムシクイ、クロツグミ、ミソサザイなどが次々と近くでさえずってくれたが、なかなか姿を見つけることが出来ない。

コゲラ

キビタキ

フジ

・無動寺の周辺ではヒガラが巣穴に出入り、ヤマガラは青虫を咥えて警戒声を上げ、エナガは巣立ち雛を大勢連れて賑やかに通過して行った。弁天様の奥ではミソサザイ、オオルリ、キビタキーーーーー、背後から聞きなれない声がするこれは何だ!と言ったとたん、目の前の杉木にキバシリが張り付いた。
 さらに奥にあるモミ巨木の下まで行って昼食を食べ始めると、すぐ近くにオオルリの雄が止まり、群青色の背面と白い腹部のコントラストがひときわ美しかった。
昼食後はケーブル山頂駅に戻り、根本中堂を通過して坂本へ下山した。フジが満開で新緑の森にやわらかい色合いを添えていた。(文・写真:岡田記)


【年月日】 2009年04月19日(日曜)
【場 所】 下物探鳥会(草津市)
【環 境】 公園・湖沼・田んぼ・ヨシ原
【時 刻】 09:35〜12:30
【天 候】 晴
【観察者】 日本野鳥の会滋賀支部・滋賀県野鳥の会
【観察種】 53種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜)

No

種名

個体数

 

 

 

 

 

 

1

カイツブリ

×

19

ミコアイサ

1

37

モズ

2

2

カンムリカイツブリ

3

20

トビ

×

38

ノビタキ

2

3

カワウ

21

チュウヒ

2

39

シロハラ

1

4

ゴイサギ

×

22

キジ

3

40

ツグミ

5

アマサギ

1

23

バン

1

41

ウグイス

3

6

ダイサギ

×

24

オオバン

42

セッカ

×

7

チュウサギ

3

25

コチドリ

1

43

メジロ

3

8

アオサギ

×

26

ケリ

3

44

ホオジロ

3

9

マガモ

27

タシギ

3

45

アオジ

4

10

カルガモ

28

ユリカモメ

×

46

オオジュリン

3

11

コガモ

29

カモメ

×

47

カワラヒワ

12

ヨシガモ

×

30

キジバト

4

48

シメ

1

13

オカヨシガモ

×

31

コゲラ

1

49

スズメ

14

ヒドリガモ

32

ヒバリ

×

50

コムクドリ

4

15

ハシビロガモ

33

ツバメ

×

51

ムクドリ

×

16

ホシハジロ

34

ハクセキレイ

×

52

ハシボソガラス

×

17

キンクロハジロ

35

セグロセキレイ

×

53

ハシブトガラス

2

18

スズガモ

1

36

ヒヨドリ

×

 

 

 

【案内人】日本野鳥の会滋賀支部(森田さん、齋藤さん)
【参加者】計36名
【見聞記】写真撮影:山本毅也

ミコアイサ♀

チュウヒ

コムクドリ♂

 ・久しぶりの滋賀支部との共催探鳥会、天候は申し分なく陽射しが強く汗ばむ位。ただ絶好の探鳥会日和は絶好のレジャー日和でもあり、今日の下物周辺の湖岸も湖面も水鳥より多いくらいのバスボートと釣り人の数です。そんな湖面の合間をぬってカモ達も確認出来るのですが遠くに追いやられ数は少ない。そんな中で目立って多いのはカワウ、湖面を低く群れて右往左

ケリ

トビ

カンムリカイツブリ

往。

 湖畔の樹木でハソボソガラスが子育中、ちかくでアオジのさえずりが聞こえ姿も現す。空地の草むらにケリが1羽佇んでいる、あとでわかったが近くで営巣中の様だ、いつもならよく目立つ赤い目も黄色の嘴も見事に草むらに溶け込んでいる。

 ヨシ帯の中ではオオバンの声やバンの姿、胴長をはいた人間の姿も見える。湖岸にはあちこちにつり糸が散乱している。みかねてOさんとKさんが足元のテグスを拾うが範囲を広げればキリがない。博物館の上をゴイサギが数羽移動して行くのが見えた。

・湖岸道路を横断し田んぼを廻るとヒバリ、セッカがさえずり、カワラヒワも鳴きながら飛んでいく。津田江内湖には少しまとまった数のカモ達が確認出来る

 再び田んぼに目をやると用水路に生えた少し背の高い枯れ草に小さな鳥影が見える。田んぼに降りては又、枯れ草の茎に止まるパターンを繰り返している。望遠鏡でノビタキと確認出来た。畦道にキジの雄が見え隠れして麦畑の中に姿を消した。突然飛び出しこちらも驚いたタシギは降りた先の畦道でじっくりと確認できた。

 道の駅の裏手を歩いて行くと目の前でチュウヒが舞ってくれた、今日も複数回確認でき、Mさんの話では今年も繁殖の可能性は有るだろうとの事。ヨシの育苗田あたりの小さな池からハシビロガモやカルガモが次々と飛び出してやがて道の駅に着きトイレ休憩。

・その後道路を横断し再び烏丸半島へ、右に進みハスとヨシ群落の赤野井湾を観察する。この時期特に蓮は枯渇し見通しが良くなっている。ここではなんと言ってもオオバンの数が多い。ヒドリガモの小群は丘に上がったり水面に降りたりと人の動きを見ながら行動しているようだ。

 ヨシの生え際にダイサギ、タツベの上には大きなカメやスッポンが休んでいるしオオジュリンの鳴声も聞こえる。そんな赤野井湾の枯れヨシが御簾(みす)の様になりその奥で抱卵するカンムリカイツブリがとても優雅で綺麗に見えました。水面ばかり観察している背後で「ギュル、ギュル」とムクドリの様な声、すかさずベテランがコムクドリと教えてくれる。みると花を落とした桜の木でせわしなく動き回り採餌に懸命、時々枝の先端部分に現れ姿を見せる、雌雄合わせて2〜3羽はいた。

・鳥合わせの結果53種が確認出来、改めて大人数でのパワーを感じた。解散後弁当を持参した者達で木陰で昼食を取った後、駐車場まで戻ると再びコムクドリと会う、改めてまた少しの時間付合ってもらいました。この時は同時4羽が確認できました。(文責:高坂)


【年月日】 2009年04月05日(日曜)
【場 所】 南郷・田上周辺(大津市)
【環 境】 河川・田んぼ
【時 刻】 09:30〜14:30
【天 候】 曇り後晴れ
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 49種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜)

No

種名

個体数

 

 

 

 

 

 

1

カイツブリ

4

18

バン

3

35

モズ

×

2

カワウ

19

コチドリ

4

36

ツグミ

×

3

ダイサギ

4

20

イカルチドリ

1

37

ウグイス

3

4

コサギ

×

21

ケリ

×

38

エナガ

×

5

アオサギ

×

22

イソシギ

×

39

シジュウカラ

3

6

マガモ

×

23

タシギ

2

40

メジロ

×

7

カルガモ

24

ユリカモメ

41

ホオジロ

4

8

コガモ

25

キジバト

×

42

アオジ

×

9

ヨシガモ

×

26

カワセミ

2

43

オオジュリン

2

10

オカヨシガモ

27

コゲラ

3

44

カワラヒワ

11

ヒドリガモ

28

ヒバリ

×

45

シメ

3

12

ハシビロガモ

×

29

ツバメ

46

スズメ

13

ホシハジロ

30

キセキレイ

1

47

ムクドリ

3

14

キンクロハジロ

31

ハクセキレイ

×

48

ハシボソガラス

15

トビ

32

セグロセキレイ

49

ハシブトガラス

×

16

ノスリ

1

33

タヒバリ

×

 

 

 

17

キジ

2

34

ヒヨドリ

 

 

 

【案内人】 内海澄子
【参加者】 計7名
【見聞記】 写真:山本毅也
・前日の雨も上がり、青空が広がり暖かな一日になりそうとの予報だが空は曇っていて少し肌寒い。JR石山駅北出口から瀬田川沿いに今日の探鳥地南郷へと向かう。洗堰を渡った所のアクア琵琶の駐車場に車を止めさせてもらった。私自身はこの辺りの鳥見は初めてである。目の前の洗堰上流にはキンクロハジロ単体の群れが遊泳中、上空にはトビやドバトが飛び交っている。道路を横断すればもう洗堰下流となる。河川事務所の横を通り抜け水産センター横に出ると川沿いに桜並木があり花を咲かせているがまだお花見には少し早いようで今日はヒヨドリが独占状態。フェンス越しの水産センターでは釣り堀で釣りを楽しむ家族連れで賑わっていた。

・水産センターを超えた辺りから下流に向かって左側にも河川が見えてくる、信楽から流れ出た大戸川がここで瀬田川と合流する場所だ。川と川に挟まれた突堤みたいな所に陣取って鳥を探す。
急流に流され慌てて羽ばたきながら元に戻るカモ達は、キンクロハジロ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、ハシビロガモ、コガモ等、他に珍しいカモはと探したが見つけられない。サギの仲間やユリカモメは小さく群れているし、中洲の石ころに見事に溶け込んでしまうコチドリを追っていると同じ視界にタヒバリが入った、少し夏羽の装い。イソシギもあちこちで見かけ、川面を低く飛びながら鳴いているのはツバメ、セグロセキレイやハクセキレイは2羽で絡んだりしながら河原を飛び交う。相変わらず上空にはトビが多く舞っている、見ると反対側の川辺をカゴをもった人が歩いて時々餌を撒いているような仕草が見えた、動物「愛護」が「愛誤」にならなければいいのだが。大戸川べりの枯れ草からウグイスがさえずり、ホオジロの仲間が見え隠れしている。モズも忙しそうに飛び回っていた。この場所を引き揚げる時にはシメがいい場所に出て来て写真のモデルになってくれた。

・次に大戸川を渡り田んぼ道を歩く。土の道に小川が流れ何か懐かしい風景の中、ツグミ、ケリ、タシギ、ヒバリが散見出き、鉄塔の上ではハシボソガラスが抱卵中との事。また、田んぼのあちこちに植えられている菜の花だが先が摘み取られ花の綺麗さはない、なぜならこの辺りの特産品として「なの花漬け」用に栽培されているからだ。今日も農家の方が手で一つづつ摘み取り作業中でした。

 お昼の時間が近付いて来ましたが今日案内の内海さんの設定された昼食場所は田上キャンプ場だと言うからまだ少し歩かなければなりません。頑張って歩いたので目的地に着く手前でノスリが舞ってくれました。キャンプ場は広く良く手入れされて花見も出来る場所だから大勢の人達がバーベキューを楽しんでいる。我々もここで時折漂って来るいい匂いを嗅ぎながら昼食とした。目の前の天神川の草むらに隠れる様にコガモやカルガモ、ダイサギも飛んで来た。メジロがさえずり、「チーッ」とカワセミの鳴声も聞こえた。

・帰りは天神川沿いを下ることになり竹薮を伐採した場所から川沿いに出ると目の前に赤い吊り橋が現れた。突然近くでカワセミの声が聞こえ、今度は双眼鏡で探して姿を確認出来た。直線的な天神川の左岸を下ったがこの時期あまり鳥の気配がなくコガモ、カルガモ、ツグミ等が散見出来た位だ。ようやく大戸川に合流する辺からキジやオオジュリンの声、ムクドリやハシビロガモ、アオジ、カワラヒワ、モズ等が見聞出来た。途中道路上から眼下の川中にアオサギを発見、なんと大きなカエル(ウシガエル?)をくわえている。遮る物も無く近い距離なのでどのようにするか観察することにした。何時頃からくわえられているのか判らないがカエルの手足はあまり動かない。でも前足に余力の全てを注ぎ込み懸命に突っ張っている様に見える。アオサギは時々カエルを水に濡らしている。洗っているのか、水で飲み込みやすくしているのか判らないが何回もくわえなおし嘴の奥まで持ってくる。アオサギの目とカエルの目が接近して異様な感じだが最後の一呑がカエルの前足の突っ張りもあり出来ない。それを何回も繰り返している。喰うものと喰われるものを第三者的にこれ以上見るのも忍びないとその場を後にしました。

・その後住宅地の傍を歩いていると民家の生け垣にモズが出入りを繰り返している。営巣中のようだと立ち止って生け垣を見ていた我々に背後で「ギチー」とモズが怒っている。河川敷の中州にはイカルチドリが抱卵中、その近くでキジが大きな声で鳴いていた。
程なく元の駐車場(アクア琵琶)まで戻ると車を止める所が無いくらい大勢の人達で賑わっていた。ここで鳥合せをし解散としましたが今日は貴重なシーンが多く観られ午後からは暖かく楽しい一日でした(高坂記) 


■2009年3月22日の「朽木いきものの里」探鳥会は雨天(予報)の為、中止しました。(事務局)




【年月日】 2009年03月01日(日曜)
【場 所】 矢橋帰帆島・平湖周辺(草津市)
【環 境】 湖沼・湖岸・ヨシ原・田んぼ・公園
【時 刻】 09:30〜14:30
【天 候】 晴れ時々曇り
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 54種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜)

No

種名

個体数

 

 

 

 

 

 

1

カイツブリ

×

19

ミコアイサ

37

ジョウビタキ

×

2

ハジロカイツブリ

×

20

トビ

38

イソヒヨドリ

1

3

カンムリカイツブリ

21

チュウヒ

2

39

トラツグミ

1

4

カワウ

22

チョウゲンボウ

1

40

シロハラ

×

5

ダイサギ

23

バン

1

41

ツグミ

6

コサギ

×

24

オオバン

42

ウグイス

3

7

アオサギ

25

ケリ

×

43

エナガ

×

8

マガモ

26

タゲリ

1

44

シジュウカラ

×

9

カルガモ

27

ユリカモメ

×

45

メジロ

10

コガモ

×

28

カモメ

1

46

ホオジロ

×

11

ヨシガモ

×

29

キジバト

×

47

カシラダカ

×

12

オカヨシガモ

30

コゲラ

1

48

アオジ

×

13

ヒドリガモ

31

ヒバリ

3

49

オオジュリン

×

14

オナガガモ

32

キセキレイ

1

50

カワラヒワ

15

ハシビロガモ

33

ハクセキレイ

×

51

スズメ

16

ホシハジロ

34

セグロセキレイ

×

52

ムクドリ

17

キンクロハジロ

35

ヒヨドリ

53

ハシボソガラス

18

スズガモ

36

モズ

×

54

ハシブトガラス

×

【案内人】 岡田登美男
【参加者】 計12名
【コース】 JR南草津駅西口集合〜矢橋帰帆島(駐車)〜帰帆島外周〜志那湖岸駐車場へ移動(昼食)〜湖岸探鳥〜平湖一周〜湖岸駐車場(鳥合せ、解散)
【見聞記】 (写真:山本さん他)
・集合場所のJR南草津駅西口の空はスッキリと晴れて風もなく体感的に寒さを感じない絶好の鳥見日和となりました。駅横の道路を琵琶湖に向かって進めば勝手に帰帆島に吸い込まれて行く。島内の大きな駐車場はまだまだガラ空の状態だがよく来られる方の話では休日は駐車出来ない位になるとの事。

・駐車場前の常緑樹の下をくぐり抜けて外周道路に出る。目の前の水路に浮かぶ水鳥はカルガモが多い、その他少し逆光気味だがマガモ、コガモ、キンクロハジロ、オカヨシガモ、カイツブリなどが散見出来る、岸辺にはサギの仲間が佇んでいる。外周道路沿いの樹林や林床も今日の大事な観察ポイントだ。カワ
イソヒヨドリ♀
ラヒワ、ジョウビタキ、ヒヨドリやムクドリが出入りしている。モズも何かを狙っている。スズメは電柱の角パイプの中に出たり入ったりと忙しそうに動き回る。突然誰かがイソヒヨドリ♀を発見、ケヤキの木やフェンスに止まったりとしばらく双眼鏡で追っていたが反対側から散歩の人が歩いて来たのでフェンスを超え建物の向う側に飛び去った。近くの樹林内でトラツグミを見た人もいた。

・しばらく歩いて琵琶湖側に出て湖面を観察。今日は天気が良すぎてか湖面のカモ達は極端に少ない。沖合いの少群を望遠鏡で探しハジロカイツブリ、ミコアイサ♂♀、カンムリカイツブリなどを
ジョウビタキ♂
確認したが、カモの少ない要因の一つに釣用のモータボートが考えられると思う、この日も琵琶湖湖面からかなりのスピードで帰帆島の水路に入り込んで来て水鳥達を飛ばして行った。絶好の鳥見日和は絶好のレジャー日和でもあるわけで釣りやスポーツを楽しんだり、ペット連れでのウォーキング等々、鳥を見るのには少し影響が出るかも知れないがそれは仕方のない事です。

・ゆっくりと休憩もしながら歩いたのですが、予定より早く一周できてしまい、何か消化不良の感じと時間的に余裕があるのでもうコハクチョウはいないが志那の湖岸へ移動する事にしました。(後日5羽ほどのコハクチョウが再度確認されています)

・志那の湖岸近くには水鳥の大きな群れが見られました。キンクロハジロを中心にスズガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、ヒドリガモ、群れの端の方にオナガガモ、ユリカモメも交じっています。距離的にも近いし、順光なので各々のカモたちの羽衣の輝きを望遠鏡で楽しみました。そんな群れの上空をチュウヒが旋回し飛んでいく。この頃より陽射しが遮られ風も出て来て少し寒くなって来ましたが近くの木の枝で綺麗なオレンジ色のお腹を見せているジョウビタキを見ながら昼食としました。

・昼食後少し田んぼを見ようとの事で平湖、柳平湖をまわりました。平湖のホシハジロの大きな群れや柳平湖のチュウヒやハシビロガモ独特の採餌方などを見ましたがこの時期にしては全体的に鳥の出は少なかった様に思いました。(文責:高坂)

 ハシビロガモは群れで円を描いて泳ぐことで、餌となる水中のプランクトンや草の実を渦流の中心の水面に集め、独特の大きなクチバシを水面につけペチャペチャついばむようにして採餌します。このとき幅広い先端部からみずを吸い込み上下のクチバシの合わせについている薄板で水を濾過し、口に残った水中のプランクトンや草の実などを食べています。ハシビロガモの独特の採餌方法です。(岡田談)


その他出現鳥(撮影:山本さん)

チュウヒ

カンムリカイツブリ

カワラヒワ

カワウ、奥はホシハジロの細長い群れの一部(平湖)


【年月日】 2009年02月15日(日曜)
【場 所】 高島市湖岸(中庄浜〜安曇川北流河口)(高島市)
【環 境】 湖沼・湖岸・芦原
【時 刻】 10:00〜14:50
【天 候】 晴れ(暖かい)
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 62種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜)

No

種名

個体数

 

 

 

 

 

 

1

オオハム

1

22

ミコアイサ

×

43

ジョウビタキ

4

2

カイツブリ

23

ウミアイサ

×

44

シロハラ

3

3

ハジロカイツブリ

24

カワアイサ

×

45

ツグミ

4

カンムリカイツブリ

25

ミサゴ

1

46

ウグイス

3

5

カワウ

26

トビ

×

47

エナガ

6

ダイサギ

×

27

バン

1

48

シジュウカラ

×

7

チュウサギ

1

28

オオバン

49

メジロ

×

8

コサギ

2

29

イカルチドリ

1

50

ホオジロ

×

9

アオサギ

×

30

ケリ

2

51

カシラダカ

×

10

マガモ

31

ユリカモメ

52

アオジ

×

11

カルガモ

32

カモメ

×

53

オオジュリン

3

12

コガモ

33

キジバト

×

54

アトリ

1

13

ヨシガモ

34

コゲラ

3

55

カワラヒワ

14

オカヨシガモ

35

ヒバリ

1

56

ベニマシコ

1

15

ヒドリガモ

36

キセキレイ

1

57

イカル

1

16

オナガガモ

37

ハクセキレイ

3

58

シメ

2

17

ハシビロガモ

38

セグロセキレイ

×

59

スズメ

18

ホシハジロ

39

ビンズイ

60

ムクドリ

19

キンクロハジロ

40

タヒバリ

3

61

ハシボソガラス

×

20

スズガモ

41

ヒヨドリ

62

ハシブトガラス

×

21

ホオジロガモ

42

モズ

×

 

 

 

【案内人】 岡田登美男
【参加者】 計14名
【コース】 JR近江中庄駅集合〜中庄浜〜今津浜(浜分沼)〜今津病院裏〜新旭水鳥観察センター周辺(昼食)〜深溝湖岸周辺〜安曇川北流河口湖岸(鳥合せ、解散)

【見聞記】 写真提供:山本さん他
・集合場所に向かう途中でオオタカ(松ノ木内湖)、ノスリ(藁園)に遇い今日の出足好調!。JR近江中庄駅前に当会の大先輩でもある地元のHさんがお見えになり、打合せの時間を利用して御自身が関わられている「日本白鳥の会」のアンケート調査への依頼が参加者にありました。内容は2008年4月に国内で発生した、オオハクチョウの鳥インフルエンザに関係し、今シーズンは各地で白鳥への餌付け自粛が行われていて、この事に関連してか各地で飛来数の増減の変化が見られるようなので、白鳥の会として今シーズンの状況確認のため簡単なアンケート調査を実施する事になった様です。Hさんはその後途中まで我々の探鳥会に参加されました。

・今日の探鳥コースは車で移動しながら湖西(高島市)の湖岸線のみで鳥見をする予定で、特に参加者の方には車の運転には細心の注意を払ってもらった。駅から琵琶湖に向かって車を走らせるとすぐに湖岸に出られる。適当な駐車場を探し観察開始、ヒドリ ガモ、マガモ、コガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、遠く沖合いにカンムリカイツブリ等、今日は風も穏やかで気温が嘘みたいに上がり暖かい。遮る物の無い湖岸線での観察も苦にならない。すこし目を慣らしたところで今日のポイントの場所今津浜へ移動した。
県道を隔てて浜分沼と呼ばれる公園の様な所もある。湖西でもやはりオオバンの多さが際立つ、ヨシガモ、ホオジロガモ、オナガガモ等々、中でもホオジロガモ♂達の首がよくあんなにもカックンとそり上がると感心したディスプレーが面白かった。
 実はこの辺で以前よりオオハムの確認情報があり今日も見える範囲は隈無く探したが見つけられない。

・気分転換にと県道を隔てた浜分沼の池の周りを歩く事に、ここにはガチョウやアヒルが飼われていて今日も陸に上がり近付く我々に鳴き声で威嚇してきた。樹木が植えられ、エナガ、メジロ、シジュウカラ、ツグミ、ムクドリ等が枝移りしていく。コゲラ、シメの声や姿。遠くの樹木の中程にアトリが梢近くにカワラヒワが見える。隣接する田畑にはヒバリがさえずり、セキレイの仲間やコサギが見られた。池にはハシビロガモ、コガモ、マガモなどがヨシに隠れる様に点在。

・突然、池の上空にミサゴが出現し余り高く無い位置より下を見ながら2〜3回旋回する。双眼鏡で追って行くとある上空でホバリング(停空飛翔)を始めた途端急降下で着水。水面より飛び上がるミサゴの足には見事に魚が握り絞められていて獲物を我々に見せつける様に1回旋回してから運び去った。まじかでこのような補食場面が全員で見られた事に感動。直後首の辺が異常に膨れている水面のカワウを発見、余程大きな魚を飲み込んだ様で戻しそうになり仲間のカワウに絡まれたりと見ていても大変そうだった。同じ漁食性のミサゴとカワウ、野生生物に人間の感情移入は禁物だが、どう見ても格好良さに差が有り過ぎた。カワウのドジさに我身が重なる。

・ミサゴの余韻に浸りながら、湖岸に戻り「琵琶湖とにらめっこ」を再開。やっと粘ったかいがありオオハム発見。波間に見え隠れするのと潜るのとで全員が望遠鏡で代わる代わる見るのに時間はかかったが冬羽の特徴である喉から前頸の白さもハッキリと確認出来た。またこの辺の湖岸には立派な松林(黒松)があり、メジロ、カワラヒワ、ビンズイ等も観察できた。そんな松の根元に見なれない骨が落ちていた、何も知らない私はミニ恐竜みたいだと言うと物知りからナマズの骨ではと教わった。意外にその後も湖岸で何回も見る事になる。

・今津病院の裏手を経て新旭水鳥観察センターに駐車させて貰う、天候が良いので近くの湖岸公園ですこし遅めの昼食、後ろの荒地からウグイスの囀りが聞こえ、柳の枝先にジョウビタキ、カシラダカ、モズが止まる。センター前には水鳥達が集まっているが以前に比べ数は少なく感じる。特に黒の塊オオバンの群れも2回り程小さい。センターで給餌されていた頃はあれほど集まっていたユリカモメも今日は2〜3羽単位が沖合いを行き交うのみで、群れでは後刻給水塔の上に止まるカモメ7羽の方が多かった位だ。

・センター周辺をもう少し歩いて南下すれば種数が稼げたと思うが時間も押して来たので次のポイント深溝の湖岸へと車で移動。ここでの目的はこれも以前情報をもらっていたアカハシハジロだが今日はこの辺のカモの数そのものが少ない。去年の探鳥会時にアカハシハジロを確認出来た場所を中心にかなり広い場所を探したが見つけられず思いきって安曇川北流河口まで足を伸ばしたがダメでした。こんなポカポカ陽気に車で楽してオオハムもアカハシハジロもでは贅沢すぎるとは誰かの弁、でも見たかった(2/12の下見時は確認)。すこし残念な気分で河口湖岸の「人、琵琶湖、水鳥」の看板前で鳥合せを実施中に近くにシメが舞い降り採餌に懸命。鳥合せ後も飛び立たないので望遠鏡に大きく捉えると西日に照らされた目が輝いて見えた。シメで閉めてここで解散。(文責:高坂)


【年月日】 2009年02月01日(日曜)
【場 所】 塩津浜〜月出(西浅井町)
【環 境】 湖沼・湖岸・田んぼ・雑木林
【時 刻】 10:00〜14:30
【天 候】 曇り(北風強い)
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 64種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜)

No

種名

個体数

 

 

 

 

 

 

1

カイツブリ

×

23

ウミアイサ

×

45

ウグイス

×

2

ハジロカイツブリ

×

24

カワアイサ

×

46

エナガ

3

カンムリカイツブリ

25

トビ

×

47

コガラ

×

4

カワウ

26

ノスリ

2

48

ヒガラ

×

5

ダイサギ

27

クロヅル

1

49

ヤマガラ

×

6

コサギ

×

28

オオバン

50

シジュウカラ

×

7

アオサギ

29

ユリカモメ

51

メジロ

8

オオヒシクイ

30

セグロカモメ

2

52

ホオジロ

×

9

コハクチョウ

31

カモメ

×

53

カシラダカ

×

10

マガモ

32

キジバト

3

54

アオジ

11

カルガモ

33

アカゲラ

1

55

カワラヒワ

12

コガモ

34

コゲラ

×

56

マヒワ

2

13

トモエガモ

35

キセキレイ

1

57

ベニマシコ

×

14

ヨシガモ

36

ハクセキレイ

×

58

ウソ

1

15

オカヨシガモ

37

セグロセキレイ

×

59

シメ

×

16

ヒドリガモ

38

ヒヨドリ

60

スズメ

17

オナガガモ

×

39

モズ

3

61

ムクドリ

18

ホシハジロ

40

ミソサザイ

1

62

カケス

2

19

キンクロハジロ

41

カヤクグリ

1

63

ハシボソガラス

×

20

スズガモ

×

42

ジョウビタキ

×

64

ハシブトガラス

×

21

ホオジロガモ

×

43

シロハラ

 

 

 

22

ミコアイサ

×

44

ツグミ

 

 

 

【案内人】 高坂 泰廣
【参加者】 計11名
【コース】 JR木ノ本駅〜塩津浜(空地に駐車)〜湖岸を月出集落への往復〜木ノ本駅(鳥合わせ、解散)
【見聞記】 写真提供:山本さん他
・昨日に続いて今日も朝から冷たい風が吹いている。湖周道路を走りながら琵琶湖を見ると白い波頭が大きくうねって湖岸に打ち寄せ、護岸にぶつかり波飛沫が車を濡らす。また信号で止まると横風で車が横揺れしているのが感じられるほど強風だった。長浜を過ぎ湖北に入っ
て来ると波も少し穏やかになってきたが空模様は逆で厚い雲に覆われ時折り時雨れて来る。こんな天候のせいか集合場所の木ノ本駅に着く列車が少し遅れているとの事で到着するまで待つ。ミソサザイの鳴声(BGM)を聞きながら待っている間にかなり強い雨が降ってきたが長くは続かず一安心。

・国道の賎が岳トンネルを抜け次の藤ケ崎トンネル手前で左の旧道に入る。以前あれ程賑わっていた飯浦のドライブインも今は北風に曝され建物だけが残る。藤ケ崎の突端を過ぎる頃より対岸の山裾に抱かれる様に今日の目的地「月出」の集落が見えて来た。この道も結局は藤ケ崎トンネルを出た辺りで国道に繋がっているのだが、景色が抜群に良くて野鳥の観察にも良い所なので利用することに。今日も国道手前の田んぼにコハクチョウの小群(11羽)が休息しているのが見え、車を降りて観察。

・程なく大きな琵琶湖の最北端の水際、塩津浜に到着。塩津港とは反対側の空地に車を止めここから徒歩で湖岸を月出まで歩く予定だ。相変わらず強い北風だが後背地の山が防風の役目で助かる。湖岸のヨシに風を避けるようにダイサギが数羽佇んでいる。風に煽られながらユリカモメが飛んでいる、湖面のブイの上にはカモメが羽を休めていた。カモの仲間も多く見られたし、ちょうど対岸となるテトラポットの上には無数のアオサギが列んで見える。山をバックに飛ぶすこし大きめの群れを発見、程なく着水したオオヒシクイ。その後もすこし時間を経て個体数が増えて50羽前後までカウント出来た。また先程田んぼで確認した群なのかコハクチョウも飛翔を始める。飛んで来る方向、飛び去る方向などを推測するとオオヒシクイもコハクチョウも湖北野鳥センター周辺とここ塩津浜とを行き来しているようだ。

・道路から湖岸の水際までは極僅かで我々が歩く度にヨシや潅木から小鳥が飛び出しては前へ前へと移って行く。アオジ、シロハラ、ウグイス、ホオジロ、ジョウビタキ、ベニマシコもいた。すこし大きな樹木と枯れた蔓草があるあたりで、エナガを中心にシジュウカラ、メジロ、ヒガラ、コゲラの混群に出会い、上から見下ろす位置なので動きが良く見え可愛かった。すこし沖合いのカモの群れをプロミナーで追っていくとヨシガモの数が多い、そんな中にトモエガモの♂、♀も見られた。ホオジロガモ、スズガモ、ミコアイサ、ウミアイサも、カワアイサも間近でみられ、胸と腹の白さが印象に残る。突然前方にノスリが現れ何回か旋回しながら山肌に消えていった。その山側からはカケス、アカゲラの鳴声が聞こえてくる。

・ちょうどお昼前に小さな月出の集落に着いたが道はここで途切れてしまう。集落奥のお宮さんの辺で昼食、天気の良い日なら目の前の北湖や賎が岳から山本山へと連なる山並等を眺めながらのんびりすればいいのだが、今日は曇り空なのと時折吹き抜けて行く風が冷たいのでじっとしていると余計に寒さが身に染みる。動くのが一番とのことで短い滞在だが引返す事に。帰りはハジロカイツブリ、シメ、マヒワ等、対岸遠くの樹木に止まる豆粒みたいなノスリも発見。後日シメを撮っていた人からシメの中にウソも写っていますとの連絡があり思わず「うそっ」と、写真を送ってもらって「ほんまや」。

・元の駐車した場所に戻り、とにかく近くの「道の駅」へ移動する。施設内の適当な場所で鳥合せと考えていたが、お客さんも多く結局木ノ本駅まで戻る事にした。戻った木ノ本駅にはホームにも大勢の人がいて予想外の人で賑わっている。停車中の列車の先頭を見て納得した。「ポニー」の愛称で知られる「C-56形」のSLが蒸気を上げている。毎年この時期に運行される「SL北びわこ号」の運行(米原〜木ノ本間)の日だった。SLを横目で見ながら、駅舎の片隅で鳥合わせを行う。幸いな事に雨や雪に遇わなかった事や曇天の風の強い日にしてはそれなりの種が確認出来た事に感謝です。(文責:高坂)


【年月日】 2009年01月18日(日曜)
【場 所】 湖北野鳥・水鳥湿地センター周辺(湖北町)
【環 境】 湖沼・田んぼ・雑木林・ヨシ原
【時 刻】 09:30〜14:30
【天 候】 曇り時々晴れ
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 70種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜)

No

種名

個体数

 

 

 

 

 

 

1

カイツブリ

25

カワアイサ

×

49

モズ

×

2

ハジロカイツブリ

×

26

ミサゴ

2

50

ジョウビタキ

3

3

カンムリカイツブリ

27

トビ

51

シロハラ

4

4

カワウ

28

オオワシ

1

52

ツグミ

5

ダイサギ

4

29

オオタカ

1

53

ウグイス

3

6

コサギ

3

30

ノスリ

2

54

エナガ

×

7

アオサギ

31

バン

1

55

ヒガラ

2

8

ヘラサギ

2

32

オオバン

56

ヤマガラ

3

9

オオヒシクイ

33

イカルチドリ

4

57

シジュウカラ

10

コハクチョウ

34

ケリ

×

58

メジロ

×

11

マガモ

35

タゲリ

×

59

ホオジロ

12

カルガモ

36

タシギ

60

カシラダカ

13

コガモ

37

ユリカモメ

61

アオジ

4

14

ヨシガモ

×

38

セグロカモメ

1

62

オオジュリン

3

15

オカヨシガモ

39

カモメ

3

63

カワラヒワ

16

ヒドリガモ

40

キジバト

×

64

ベニマシコ

2

17

オナガガモ

41

カワセミ

1

65

イカル

×

18

ハシビロガモ

×

42

アオゲラ

1

66

シメ

×

19

ホシハジロ

43

コゲラ

×

67

スズメ

20

キンクロハジロ

44

ヒバリ

×

68

ムクドリ

21

スズガモ

45

ハクセキレイ

69

ハシボソガラス

22

ホオジロガモ

×

46

セグロセキレイ

70

ハシブトガラス

23

ミコアイサ

47

タヒバリ

×

 

 

 

24

ウミアイサ

48

ヒヨドリ

 

 

 

【案内人】森 茂樹
【参加者】計9名
【コース】JR長浜駅西口前集合〜湖北野鳥センター〜山本山〜海老江漁港〜ビオトープ〜湖岸〜センター入館〜鳥合せ
【見聞記】写真撮影:山本毅也
・ほぼ毎年、年初めの探鳥会は湖北野鳥センター周辺から始めている。天候は寒気が緩み気温も少し上がり風が無いので寒くはなく、雲
シメ
の切れ間から青空も顔を出す探鳥会日和。集合場所の長浜駅から途中「トビのなる木」やビオトープ内のコハクチョウの群れを車窓から垣間見ながら現地野鳥センターへと移動する。今日は湖北野鳥センター主催の「定例観察会・山本山でオオワシを見よう」が予定されていて親子連れなど多くの参加者で賑わっている。我々はセンター内へは後で入る事にして、現在のオオワシの確認情報(オオワシは今朝早くに魚を捕り、食べ終わって現在は松の陰に隠れるように止まっているとの事)等をいただいて出発。
オオワシ

・山本山に向かう直線道路沿いの畑の樹木にシメ、スズメ、熟れた柿にはヒヨドリ、ツグミ、ムクドリが群れる。田んぼにはセグロセキレイ、ハクセキレイ、どこからかフワリ、フワリと飛んで来たのはタゲリの小群、イカルチドリもいた。突然飛び立ったのはタシギ。野田沼の高い柳の梢をカシラダカやホオジロが枝移りしていく。程なくオオワシ狙いのカメラを構えた所まで来た。カメラマンの方々に聞いたり探したりでオオワシの居場所をまず確認。確かに止まっている枝の前に小枝が被っているが望遠鏡で見ると全身が良く見える。今年も出会えた事がうれしい。今日はそれほどカメラマンの数は多くありませんでしたので大きなレンズを付けたカメラを覗かせて貰ったり、撮られた画像を見せてもらったりしてしばらくその場所でオオワシ観察を堪能。

・次の目的地ビオトープに向かうため山裾の道を行くとシロハラ、メジロ、ヤマガラetc、人家の庭にはジョウビタキやモズ、田んぼにはツグミ、タシギ、ケリ、タゲリ、ダイサギ。雑木林近くでイカル、カシラダカ、ホオジロ、アオジなどが観察出来た。
余呉川手前で「コォー、コォー」の鳴き声に空を見上げるとコハクチョウが湖面から伊吹山の方に移動して行くのが見えた、採餌のため田んぼに向かうのだろう。その後もコハクチョウは2羽〜40羽位の群れ単位で次から次へと移動していく、この行動は最近の日課の様だ。

コハクチョウ
カイツブリ

余呉川の橋の辺りでミサゴが飛んで来たし、遠くの電柱の上にノスリがこちらを向いて止まっているのが見えた。

ヘラサギ
・ビオトープの手前で湖岸に出ていつもの漁港で昼食。食後ここより湖面のカモやアイサの仲間をチェック、何といってもオオバンの数が多い。港の内外ではカイツブリが「ピッ、」と鳴きながら潜水を繰り返していたし、浅瀬のアオサギ2羽はディスプレイの様な仕種を見せてくれた。この頃より急に空が曇り出して空模様が怪しくなって来たので雨を心配しながらビオトープヘ向かう。途中エナガやシジュウカラ、アオジ、オオジュリンなどを見聞。

・ビオトープに着くと朝方数多くいたコハクチョウの姿が1羽も見えない、ここの一団も田んぼに上がっていったのだろう。コハクチョウもゼロなら、
オオヒシクイ
野鳥観察をしている人もいなくて我々のみ。この頃より風が強くなり雪が降って来たのかと勘違いしたガマやススキの枯れた穂先きが風で舞っている。処理場の上空でトビ2羽にノスリが絡まれている。
 とにかく白い物を探せと言う事で良く見ると残り雪だったりとここへ来た目的の鳥をまだ見つけられないまま湖岸道路を進むと、ある限られた場所からヨシの生え際に白い鳥影2羽が見つかり双眼鏡で覗いて納得、やっとヘラサギ2羽に会えました。このヘラサギ2羽は見つけた時にはクチバシを翼に隠していたが途中からヘラをみせてくれたし、我々がUターンして帰り際には1羽が飛立ち湖岸に向かった。ほどなくもう1羽も上空を風に煽られながら飛び去っていくのを観察出来た。

・帰りは湖岸道路を所々見通しのいい場所で観察し水鳥やエリに止まるミサゴ、ホオジロガモのペアも近くで見られた。センター近くになるとオオヒシクイが見られ、最後の水門の所ではカワセミが飛んでくれた。センターまで戻り入館して色々とお話を聞きながら一息いれさせてもらった。その後館内の場所をお借りして鳥合わせを実施。センター職員の方々のアドバイスと案内人のコース設定のおかげで今年初めて探鳥会は辛うじて雨も降らずにいい形で終る事が出来ました。感謝、感謝。(文責:高坂)


トップ探鳥会案内フォトギャラリー 探鳥会報告情報ひろばマイ・フィールド